ある意味革命的な店であった大崎の六厘舎が
8月29日をもって閉店する情報が入って来た。
住宅街での行列客は近隣の住民からのクレームも多かった事だろう。
今となっては目新しさも無く、若干劣化気味の六厘舎の「つけ麺」には
特に郷愁も感じはしないけれど、濃厚魚介+魚粉の「つけ麺」を世の中に
定着させスタンダードな存在にしてしまったのは尊敬に値するし
忘れられない名店で有ったと思うのです。
最後に一杯食べに行きたいけれど、東池袋大勝軒のラスト月間に行って
寒風吹きすさぶ中4時間半並んで凍死するかと本気で思った経験上、
真夏に並んでも同じだろうと思い今回は我慢する予定である。
さて、前置きが長くなったが博多にも六厘舎インスパイアー系の
つけ麺屋が一軒有りまして、まー最近は食傷気味の濃厚魚介+魚粉の
つけ汁に太麺の組み合わせで人気の「博多元助薬院本店」がその店であります。

うん!良く出来ています。素直に美味しかったですよ。
博多豚骨ラーメンに馴れている福岡人には異色の食べ物かもしれませんが、
福岡の「つけ麺」と言えば「元助」との評価は定着してきたと思います。


麺もつけ汁も東京のつけ麺屋からするとまだまだの感はしますが、
周りにまったくそれなりのつけ麺を出していなかった「ブルーオーシャン」に
挑戦する気概は大変評価できる物です。