正直、モツ鍋なんて物には興味はありませんでした。
だって、東京でも散々食って来たし、博多で食べる
モツ鍋はそれなりには美味しいのかも知れませんが
「超」びっくりなんて事はまずないので、狙いは
こちら「ホルモンみすみ」です。

看板こそありますが、暖簾も無くひっそりとたたずむお店です。
はい、はっきり言ってマイナーな食べ物です。
「串モルモン」
串に刺さったシロ・ガツ?・せんまい?を

平べったい鉄鍋でゆっくり煮込み食べるのです。
煮込むスープは、あご出汁?に白味噌仕立て。
これが癖になる味なのです。
この汁はぐぐっと飲み干してしまいます。
串は最初、店主が3本程鍋から取り分けてくれ
食べ終えた後は、客が勝手に鍋から好きなだけ
取ってよいルールです。
10〜15本は毎回食べていました。
薬味の刻みねぎを乗せるとまた美味い。
飲み物は瓶ビールが5種類用意されているこだわり。
焼酎が霧島であります。あとは、飲み物がありません。

シンプルなモツ串にシンプルな酒類。
たいへん分かりやすいお店です。
店主は飄々としていますが、なかなかにユニークな人でした。
鉄ちゃんだそうです。特に「時刻表」ジャンルの「鉄」だそうです。
そして、カレーファンだそうで、一番好きなのは新宿の中村屋
との事、上京した時は必ず寄ってカレーを食べるそうです。
そして中村屋のピクルスが絶品との事で薦められました。(笑)
そのマスターをして最高のカレールーが「渡辺のカレー」
と言って見せてくれたのがこのカレー。

なんと葛飾区立石のメーカーの物でした。
最近はテレビにて紹介されることも有るので
ご存知の方もいらっしゃるかと。
いや〜また行きたいナー。のんびりした雰囲気を含めて
大好きなお店であります。