仕事で名古屋には来ていますが、案外名古屋城に来る機会なんてあるもんじゃありません。こんな機会じゃなきゃ又、いつ来れるか分かったもんじゃなありません貴重な見学です。
いゃーでかくて立派なお城ですねー、さすがの一言。
あたしゃ、ロデオボーイUに乗っているわけではない!!
天守閣の最上階のお土産物屋さんで、名古屋城限定物のグッズを見つけました。



キティーちゃんが金の鯱の車に乗っています。無茶なデザインであります。金の鯱の置物は、お約束ですねー。(笑)
資料館も見学のしがいがあって午前中いっぱい使って見学しました。
さてこの時点でホッピー仙人から三人のホッピー仙人ファミリーに名古屋に遊びに来ないかとの「フィッシングメール」をいれます。
一人目の角海老ファンでもあるSーさんにメールも昨夜の飲酒による二日酔いでダウン中の返信。
お次はクリーチャーO野ちゃん。返信は実につれなく、それこそ釣れず。
三人目の春吉にメールします。しばし後に返信・・・ハハハーッ遂に釣れました。やったー、なんと今から名古屋に来るとの事。
仙人曰わく三割三分三厘の打率だねとの事、イチロー並みの高打率で釣れました。それにしても春吉は本当に名古屋に来るのかなー?まだこの時点では皆疑っていました。
※新鮮な先っぽ料理に舌鼓!
午後はカジさん行きつけ今池のBAR NYXのマスターの白石さんに前日に続きお付き合い頂き、尚且つ車まで出して頂き向かうは、カジさん大推薦の魚の美味い活魚料理 民宿 あら井です。
カジさんのふるさとの大府までJRまで移動します。駅前には耐震強度問題で有名になったホテル アズイン大府が耐震補強を終えリニューアルオープンしたそうです。
話題の名所ですなー。
ここから白石さんの車に乗せて頂き出発です。交通量の少ない高速道路を眺めの良い風景を楽しみつ車を飛ばすとあっという間に到着しました。
お目当てのあら井に到着すると二階の立派な座敷に通されます。客は僕らだけでしたので贅沢な空間です。早速コースを頼みしばし待つと…きっ来たーっ!!

新鮮な魚介類の数々。特にこのヒラメの活き造りは人数分を超えた迫力満点のボリュームと新鮮さ。ビックリしました。
大熊君、新鮮な魚介類を堪能中。
いけすから好きな魚も選べるようです。
何を食べても「うまい」と言う単純な言葉しか連発できない自分のホキャブラリーの貧弱さに、やんなっちゃう位です。
帰りにはやはりカジさんお勧めの干物屋の三井屋で穴子の干物をお土産に買って帰りました。
(家では、半分炙って食べ、残った半分は後日炙った後、ウナギの蒲焼きのタレにくぐらせ、ウナギのひつまぶしと同じ要領で「穴子の混ぜご飯」にして食べました。これがバカ旨でした。)
帰りは午前中のメールで見事連れた春吉君と落ち合う為に、JRの大府駅まで白石マスターに送ってもらいました。マスターとはここで一旦お別れし夜お店に、伺う約束で分かれました。
夕方からは今回の旅の課題店のひとつである名古屋を代表する老舗居酒屋の「大甚」に向かいます。春吉君とは店の前で待ち合わせです。
名古屋駅から伏見の交差点までタクシーに乗りましたが少々マナーの悪い運転手でしたので、カジさんに「優しく」たしなめてもらいました。
さて、車を降りて皆で店まで歩いて行くと、いました春吉です。メールで釣られた時は皆で笑っちゃってましたが、実際ここまで追っかけて来てくれると一同感動、感心。皆でよく来た、よく来たと褒め称えました。

「春吉お前、男だよ!凄いぞ、洒落の分かる男だねー。」

早速「大甚」に入ると丁度人数分の席が空いていてほっと一息。この旅は待ち時間が無くストレスになりません。


「大甚」は東京は十条の「斎藤酒場」と野毛の「武蔵屋」を合わせた様なお店かな?久し振りに見た店の親父さんは相変わらず派手なブランドのめがねでキメテいて、夏だからでしょうかエドウィンの短パンのデニムをはいて店の中を忙しそうに歩き回っています。
最初は全員「生ビール」で乾杯します。


つまみは奥のカウンターに魚介類が、手前のテーブルに小皿に盛られたつまみが並んでいて、選ぶのに一苦労です。つまみが豊富なのがいいですねー。お酒は加茂鶴の杉樽から供されます。



鳥貝の酢味噌和え・名古屋風の芋の煮ころがし・赤味噌のぬた・白あえ・新はえ(フナの子?)と川エビの佃煮
二杯目は日本酒組と黒ビール組に別れますがつまみ的にはどの酒にも、ここのつまみは合うのでした。「大甚」は本当に名古屋の宝の様な店です。
※夜の今池に繰り出せ!!
名古屋の至宝「大甚」で、春吉君を歓迎した後は、一旦ホテルに帰り、向かうは今池のBar NYXの白石さんのお店ですが、まだまだ我々には課題店が残っているのです。
栄から地下鉄に乗り、JR名古屋駅のホームにある立ち飲み「どえりゃあ停」を目指します。
ホームに佇むその姿は、路麺の店にしか見えませんが、中に入ると立ち飲み屋を楽しむおじさん達でイッパイでした。
味が良く染みたおでんの「大根」と「味噌カツ」
メニューが豊富で安いのですが、これでも少し値上げたそうです。仕事帰りにちょっと一杯にはもってこいのロケーション。我々の場合は名古屋出張の帰りに、新幹線のギリギリの時間まで飲めますなー。
さて、電車に乗って今池に移動します。今池は懐かしいですねー。昔、岐阜県に赴任していた時に、よく上司に飲みに連れられ来たものです。
ピカイチはドラゴンズファンの集まる台湾料理の店で、中日の選手はもとより、他チームの選手も来店します。昔、ヤクルトの高津投手を見掛けたなー。
大衆演劇の劇場もあります。
駅から徒歩で今池の街を散策しながらピカイチや大衆演劇の店の横を通り、カジさんお勧めの大阪風のお好み焼き屋と味噌おでんの店を目指します。
お好み焼き屋の今池屋は満員で入れず、二手に別れて、ハルと仙人は先に味噌おでんの「おすみ」に味噌おでんや鰯の煮付けを楽しみながら待機します。
店では人の良さそうなおばちゃんの女将に、常連客のおじさんがチュウハイの焼酎の量が少ない、ツーフィンガー入れろとの指令が入ってます。隣りの客はフィンガー5だなんて訳分かんない事言っておばちゃんをからかっています。(それじゃ焼酎がジョッキ半分だよと心の中で突っ込みました)
残念ながらお好み焼きの今池屋は入れませんでしたので、お好み焼きのお土産をNIXに持って行く事になり移動します。
「おすみ」から徒歩数分で白石さん(おやじバーテンダーさん)のお店 NIXに着きました。
照明を落とし目にした店内は落ち着いた雰囲気。レアなモルトもかなりバックバーに並んでいて、なかなか良い感じのBarでした。
暗くて分からんだろうけど、白石マスターによるホッピー製作風景。ホッピーは330だが、焼酎はキンミヤを使用。タンブラーもキンキンに冷えていて、三冷(仙人のところでは三キン)の正当なホッピーをいただけたのは感心しました。この作り方をしているのは名古屋でも希少な店だと思います。
店に飾ってある調度品がまた良い趣味してるんだわ。バーミラーや昔のポスターなどハルの趣味とバッチリ合っていて、近所に有ったら通うちゃう店ですね。
ちなみにこの豚は・・・あたしじゃない!!
さて、本当に白石マスターお世話になりました。地下鉄の今池の駅から栄に戻った我々はここで解散。僕は錦の某Barに締めのカクテルを飲みに行きましたとさ。
翌日、皆で味噌煮込みうどんを食べ、僕はついでに帰りの名古屋駅新幹線ホームの立ち食い きしめんまで貪欲に名古屋めしを摂取して帰還したのでした。