2006年06月25日

サッカー日本代表のW杯における、僕なりの総括。

日本にとってのW杯が終わりましたね。時間を置いて考えがまとまってきたので、今回のW杯の僕なりの総括を・・・。(滅茶苦茶長文で尚且つ、アホな事ばかり書いたので読まないで下さい。それからこれ読んで本気で怒らないで下さいね。ご批判は受け付けませんから)(笑)

※ジーコ監督について・・・
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名選手、名監督にあらず。もろにプロの監督としての経験不足が出ちゃいました。世の中には「ジーコを解任させる会」なんてのが4年前の就任当初からあったぐらいで、サポーターの間では今日の結果を予見していた人は多く(僕もその内の一人)評判は悪かったのですが、僕的には川淵キャプテンが決めちまったんだから、しょうが無い的な諦めがありましたが・・・。

☆ジーコの功罪で、功の部分でとしては・・・

選手の自主性の尊重、試合をするのは選手であるのだから、プロ意識を高く持ち試合に臨む事を提唱した点はすばらしかった。これはごもっともで、前提として当然日本の選手に備わっていなければならないものでしたが、今回の大会に関してはプロ意識に欠ける選手が多々いたようで、まったくもってジーコの薫陶が浸透していなかったようです。逆の意味で言えばそんな選手を選んだジーコの罪は深いのであります。まだまだ日本にそこまできる選手の実力や認識が備わっていなかった事からすると、ジーコは日本のサッカーを過大評価していたし、甘やかせていたと思います。只、ジーコ個人に関してはブラジルでスポーツ大臣にまで上り詰めながら、それらの地位を投げ捨て、当時の日本サッカー界の為、身を投げ出して来日して2部リーグの住友金属に入団し、鹿島をJリーグの強豪チームに育てあげ、日本サッカーの隆盛を築いてくれた功績に関しては、感謝仕切れない程の恩義が一方で有るのです。

☆ジーコの功罪で、罪の部分でとしては・・・

上でも書きましたが、プロ意識に欠ける選手を選考した点は大きかった。子飼いのお気に入りの選手の重用によって他の選手のしらけ気分を増徴させ、始めから競争の原理を与えず、モチベーションの低下(プロ意識の欠如)を招く結果にさせた罪は大きかったと思います。また、個の力を過信し過ぎてフォーメーションや試合運びに関する決まり事を疎かにしていたのは、オーストラリア戦において明らかになりましたし、それが初戦に出てしまったのは悲劇としか言い様がありません。ジーコ監督は攻撃志向な為、攻撃的選手の選考には熱心だったようですが、日本の最大の弱点である守備陣に関してはあまり熱心には選考せず、1点先制しながら逃げ切れない守備力の脆弱さに繋がってしまったと僕は思っています。1点取ったら2点目を狙い2−0で勝つのが理想であり常識ではあるけれど、現在の日本代表の世界の中でのポジションを冷静に考えると、1−0で勝つ(守り切り逃げ切る)事から始めなければ、いつまで経ってもW杯で1勝(勝ち点3)は勝ち取れないと思っています。その事からすると現代表の守備陣の層の薄さは惨憺たる物で、選考の段階で横浜の松田(ジーコとは仲が悪いが・・)や浦和の田中マルクス闘利王、高さで言えば川崎の寺田、等のタレントをもっと試してやっても良かったと思うし、個人的感情などを捨て選考して欲しかったと思います。

※我々サポーターは勘違いしていなかったか?・・・

今回の大会での最大の思い違いは、決勝リーグ進出を目指した点に尽きると思っています。勝負するにおいて決勝リーグ進出を始めから諦めている様な僕の言動はおかしいと思う人が多いと思いますので、真意を説明します。僕は日本のマスコミもサポーターも2002年の幻想を早く忘れて、日本が世界の中でどの様なポジションに居るのかを冷静に把握するべきだったと思っています。地元開催の大会においてのサッカーは、実力以上の物が出るのは当然の事で(2002年の韓国なんて最たるもの)、開催国の予選リーグの対戦相手はFIFAによって抽選時に手心が加えられているのは公然の事実であるとは言わないが、サッカーファンなら暗黙の了解なのです。(笑)今大会でもドイツが大会直前までボロボロのチームコンディションであったにも拘らず、予選を3勝し、決勝リーグ初戦(スウェーデン戦)も突破できたのは、ゆるい対戦相手を予選の組にあてがわれた結果だし、ホーム開催であるからでもあります(まあ、コンデションが上がってきた事は事実ですが)。ヨーロッパの国での開催における、今大会のヨーロッパの国々の順当な予選突破は、いかにホームが有利か或いは、近郊国での開催がいかに有利かを物語っているのであります。そんな中でアジアから移動し、実力でも明らかに劣っている日本がブラジルの様な一流国がするような個の力の結晶のみの戦い方で、勝てると思っていたら「うぬぼれ」としか他の国からは認識されません。実力も無いのに10年早いんだよの世界なのです。日本はW杯における階段の昇り方が間違っていたのです。かっこが悪かろうが、弱気と呼ばれようが、姑息な手段(守りまくる等)を取ってでもこの大会で1勝(勝ち点3)しなければならなかったのです。決勝リーグ進出なんて寝ぼけた事を言う前に現実を直視して欲しかったです。2002年に2勝しましたが、あれは非公式記録ぐらいに認識して、自国以外の大会での勝利が本当の1勝ぐらいに認識しなければ、いつまで経ってもアジアの中での「ニッポン」でしかなくなります。あの韓国でも海外のW杯においては、今大会の対トーゴ戦での1勝が初めての勝利だったそうです。15戦も費やしたのですよ。予選リーグ3試合として、5大会20年。自国での開催を引くので、実質24年以上掛かってやっとこさの1勝(勝ち点3)なのですから・・・。このトーゴ戦の勝利にしたって、直前にトーゴチーム内のトラブル(監督の辞任騒動や勝利給等のゴタゴタ)で、トーゴはまともにチーム一丸でサッカーをする雰囲気ではなかったはずの状態での、対戦勝利なので威張れたものではありません。その証拠に韓国は予選リーグを突破できませんでしたし、他のアジアの代表国も全滅だったのです。日本においては今大会は1勝をもぎ取る事に全力を傾けて欲しかった。結局1引き分けがやっとという、中途半端な足跡しか残されなかった訳で、W杯における階段を1歩も昇った事にもならなかったのでした。とにかく「うぬぼれ」や「勘違い」を払拭し、危機感を持って次の2010年大会の予選には臨んで欲しいと僕は思います。そうでないとW杯に出場するだけで満足するような国にチームもサポーターもなってしまいそうで怖いです。なにが「感動をありがとう」ですかー!!ありがとうという言葉は感謝する事に使うのであって、この情けない日本代表に僕らサポーターが感謝するのはおかしいと思います。(怒)

※川淵キャプテンについて・そして後任監督と言われるオシム氏について・

まー、サッカー協会の川淵キャプテンは強運な人だと思います。
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昨日の会見で白々しく失言を装い、ジーコの後任監督としてジェフユナイテッド千葉の名将オシム氏の名前を自己演出のもとリークし、ジーコを監督に自ら招聘した事や今回の敗戦等、この4年間に渡る様々な失政と批判から自分を守り保身する為に、矛先を後任人事問題にすり替えたのは許せませんし、今回最大の戦犯である川淵キャプテンの辞任問題がうやむやになりそうなのは、まったくもって納得がいかない訳です。川淵キャプテンには皮肉を込めて日本にオシムがいて良かったねと言ってやりたいです。
一方、オシム監督については、よくこの様な優秀な人材をジェフは探してきたなーと感心するしかありません。
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ヨーロッパサッカー界では大変評価されている人のようです。高齢ではありますが、おそらくオシムは代表監督を受けるでしょう。よってジェフ千葉は川淵キャプテンにたっぷり貸しを作っておくべきだと思います。それは、オシムに関しても同様で、川淵キャプテンの保身の為に、自身の人事をリークをされた点を鑑み、代表スタッフ・環境整備・報酬等の契約に関しては、妥協無く要求し契約して欲しいと思います。だけどこの監督さんはやってくれるだろうし、応援のし甲斐がありそうなチームを育ててくれそうです。ジーコと比べるのが失礼なほどの指導歴だものなー。オシムジャパンの実現は楽しみですねー。

※2010年の代表メンバーについて・・・
オシムが監督に就任する前提で書きますが、彼のジェフでのサッカーは「走りながら考える」「賢さを求めるランニングサッカー」であり、フィジカルを徹底的に鍛え上げつつ、瞬時の状況判断も求める高度なサッカーを志向しているのです。オシムサッカーは降格候補の常連だった弱小チームを安定的な成績を収められる魅力的なチームに生まれ変えました。顧みるとW杯での日本代表は対戦相手に走り負けていましたね。その上戦術的な決まり事も希薄でさらにひどい結果だったわけですが、その点からすると日本の弱点を改善する手立てを知っており心強い限りです。さて、この様なことからもオシムジャパンにおいては走り負けする選手は必要ないと言う事になります。その点から次期代表メンバー候補は
☆GKについて
経験では川口ですが、ハイボールの処理と前への飛び出しに致命的な欠点が有る以上、彼の今後のレベルアップの伸びシロは多くはありません。至近距離での左右への反応は世界屈指とも言えるので、返す返すも身長が低いのが悔やまれます。順番からいったら楢崎なのですが、あえて僕は同じ名古屋所属の川島を推したいと思います。彼は体格も大きくハイボールの処理や反射神経に高い能力を持っております。現在楢崎の控えで実戦経験少ないのが気になりますが、川島には他のチームに移籍してもらい実戦経験を積んで代表を狙って欲しいと思います。
それにしても日本の若い世代には良いGKがいませんねー。
☆DFについて
あまり話題にはなりませんが、このポジションが日本の最大の弱点であり、選手層が薄いポジションでもあります。特にセンターバックには体格が良くて外人に当たり負けない選手が少ないですねー。近代サッカーでは戦術理解度の高さも求められるので、むずかしいポジションのひとつではありますが・・・宮本あたりではもう限界なんだよねー。浦和の田中マルクス闘利王なんかはサイズも有り、闘将タイプで好きなんだけどなー。センターバックに関してはオシムの選手発掘に期待します。もちろん中沢には次大会でも頑張って欲しいと思います。両サイドバックは一転豊富に選手が揃っているんですねー。加地や駒野は次の大会もぜひ出て欲しいし有力候補であります。それと左サイドでは浦和の相馬かな。大型だしセンタリングのボールの質が良いようです。無名でも上下に運動量が有る選手が選ばれそうです。
☆MFについて
日本最大の才能の宝庫ではあります。守備的MFには東京の今野、千葉の阿部、磐田の菊池、鹿島の青木など色んなタレントが揃っているのが頼もしい限りです。この中では驚異的運動量が持ち味の今野は大変魅力的選手だと思います。そういう意味では今大会の中田英のように本当のボランチの守備が出来ない付け焼刃的のボランチはもういらない訳です。
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しっかり守備から入っていける選手でないとここのポジションは務まらないのです。ある意味、今回は中田がボランチをせざるえなかったのが悲劇の始まりだと思いました。あとまだまだ稲本の力は絶対に必要です。攻撃的MFについては中田・中村・小野の時代は終わったと思います。オシムには思い切って選ばないで欲しいと思っています。もう僕は海外組みには、こだわらなくてもいいと思っています。プライドばかり高くて、ある者はチームに溶け込まず、ある者は走れず、ある者はテクニックだけでボールをこねくり回し攻撃のリズムが崩れているのも気が付かない、簡単に言えば代表チームにとって邪魔な選手になり下がったのです。中田などは今大会では、両サイドへのロングボールの散らしがことごとくサイドラインを割ってしまい、技術的な衰えも如実に感じられました。(悪いけど僕は彼を高校の時から見てるから、パフォーマンスの衰えが分かっちゃうのです。ベルマーレ時代は練習から生で見ていたからね。所属リーグも来期はドイツぽいし、毎年だんだんレベルの低いリーグに移籍していくような気がしてならない、まーその前に彼の美学としては引退かな?)やはりここにはドリブルで突破や突っ掛けができる選手が欲しい。ル・マンの松井(この選手に今大会を経験させなかったのはジーコ一生の不覚)浦和の田中達也、同じく天才ドリブラー長谷川、セレッソに復帰する大久保なんかも一列下げてMFとして使ったら面白いですし、彼は気が強く根性があります。三都主に関しては僕は今大会でかなり見直した点があるので頑張って欲しいですが、オシムが選ぶかは疑問です。
☆FWについて
ここのポジションについては、日本では釜本邦茂から時計が止まっちゃってるのが困りものです。(苦笑)
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キングカズがいたじゃないかと言われると、答えはNoです。彼は元々ブラジルサントス時代からウインガーとしてそのキャリアを出発させた通り典型的センターFWではなかったのです。アジアレベルの点取り屋としては最高の選手でしたが、国際レベルではイタリアでもクロアチアでもオーストラリアでもFWとしては?な選手でした。ただ先日も横浜FCの試合を見てきましたが、そのシャープな動きと相変わらずの股抜きフェイント(笑)など、僕の一つ下の年齢とは決して思えないパフォーマンスを見せ付けてくれ嬉しい限りでした。ジーコが松井大輔を今大会にエントリーしなかったのは彼のミスと僕は上の項で書きましたが、カズも選ればれるのを諦めず待っていたんだからジーコには真剣にコンディションをチェックして欲しかった。ついでに言うと僕もいつ選ばれてもいいようにコンデションを整えていました。野毛で飲みながらだけど(ガハハハハーッ・猛爆)さて、もう柳沢改めネット界ではへなちょこなので、「ヘナギ」と呼ばれ始めた彼もFWではなかったのであります。
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彼は世界でも大変珍しい1.8列目のいや、逆か1.2列目のMFW(ミッドフォワード?そんな言葉は無いです。爆)であり、クロアチア戦でのへなちょこアウトサイドシュートも、シュートではなくセンタリングを上げた加地へのリターンパスと見るのが正解だと思います。目の前に広大なシュートコースがあろうとも我等がヘナギはシュートを選択せず、より高度で難しいパスを試みるのであります。よって次回大会ではMFWであるヘナギに与えられるポジションは有りませんので、代表からは引退となります。いや、もうなりましたので安心してください。ドイツでは「チャンス潰しの高原」と呼ばれている男が、
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ハンバーガーからフランクフルトへ、いわゆるマックから日本ハムへの肉業界間の移籍を行いましたので期待せずに見守りましょう。フランスの大黒はせいぜいお笑いを取って頑張ってください。一方ブラジル戦で日本サッカー史に残るストロングシュートでのゴールを決めた玉田には大いに期待しますが、この選手、インタビューからも分かるように頭の中はスカスカですので、過度の期待は禁物です。ではジーコジャパンのFWはまともなのがいなかったじゃないかと言われれば、「その通り」としか言えません。なんせジーコが選んだのですから。巻やサンフレッチェの佐藤などはまだまだこれからの選手ですので、まずはJリーグでの実績をこつこつ積み上げていって欲しいものです。もうひとつ下の世代ですと。日本待望の大型FWオランダはヘラクレス所属の平山がおります。リーグ戦では途中からピタリとゴールが入らなくなりましたが、これからは契約金や給料を悪徳代理人に持ち逃げされないように頑張ってください。そんな事がショックでゴール欠乏症になっていたら情けないよ。(ニヤリ)あと、大型では横浜の194Cm砲ハーフナー・マイクの存在が気になります。オランダ人GKであった父ハーフナー・ディド譲りの長身を活かしたポストプレイは日本のクラウチになれるかも?ロボットダンスが見て見たい。ドリブル得意の磐田のカレン・ロバートも良い選手ですね。もう一人磐田には前田がいます。天才的なプレーヤーであるとは思いますが・・、「ヘナギ的雰囲気」を醸し出しているのは僕の勘違いじゃないよね?東京Vには早熟の天才FW森本がおります。早熟の天才てのは、名子役と同じで大成しないんだよねー。最後に来年イングランド プレミアリーグ アーセナルに入団か?と少しだけ噂になった中京大中京高校の大型天才FWの伊藤翔君は、実際に一度もプレイを見ていないので、一度生で「和製アンリ君」を見て見たいものです。早くもこの夏にアジア杯の予選が始まります。北京五輪への準備も怠り無くせねばなりません。なしにろサッカー界のスケジュールは早く回転するのですから。サポーターも気持ちを切り替え前を向いてスタートしましょう。がんばれ「ニッポン」。やめちまえ川淵!!これが僕の今の気持ちであり、W杯の総括でした。長文お付き合いありがとうございました。たいした意見じゃなかったでしょ。だから、読まないでねって言ったのにー。





posted by ハル at 13:04| 東京 🌁| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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